母の日に贈る
人気のアジサイ万華鏡
「2024年紫陽花万華鏡」特集は終了しました。2025年をお楽しみに!
母の日と言えば、真っ赤なカーネーションが定番ですが、
今年の母の日はいつもと趣向を変えて、カーネーションとは違うお花をプレゼントしてみませんか?
万華鏡と呼ばれる品種のアジサイが今、高い人気を誇っています。
アジサイ万華鏡は、幕張で開催された日本フラワー&ガーデンショウの来場者による人気投票で
鉢花部門第2位となり、 2012-2013年を代表する花として、
ジャパンフラワーセレクションの、フラワー・オブザ・イヤーに輝きました!
バイヤーが一目ぼれ!!母の日におすすめしたいアジサイ万華鏡をご紹介します。
毎年大人気!
グラデーションが美しい
アジサイ「万華鏡」
※ジャパンフラワーセレクションとは・・・
アジサイ万華鏡とは?
万華鏡とはどんなアジサイなのか?そして、産地訪問し万華鏡の魅力に迫ります。
アジサイ万華鏡の特徴
一般的なアジサイよりもシャープな雰囲気を持ち、花色のグラデーション(周縁部分の色が薄くなる)が特徴の品種。それが万華鏡です。
八重咲きと呼ばれるお花の咲き方をしており、従来のアジサイであれば八重咲きが密集しているものが一般的なのですが、万華鏡の場合は八重咲きでありながら、1つ1つのお花に存在感があります。
花びらは少し細長く、グラデーションをかけたような色の付き方が特徴的で、お花が白い輪郭をかたどっているようにも見えます。
きらびやかでありながら、繊細で可憐であり、見る角度から様々な表情を見ることができるのは、まさに万華鏡と呼ばれる由来と言えるでしょう。
アジサイ万華鏡の原産地・島根県アジサイ研究会のもとへ
島根県アジサイ研究会の農家の方々が品種改良を行い、完成させた品種です。 万華鏡が持つ独特の花びらの色や形は非常に難しいと言われており、農家の方々の努力の結晶とも呼べるアジサイなのです。 ということで楽しみにしていた今回の訪問先は、島根県出雲市の生産者さん。この万華鏡は、島根県で8年の歳月をかけて開発された、島根県でのみ栽培可能なアジサイなのです! 万華鏡の花を見た他県のアジサイ生産者さんから「俺にも作らせてくれ!」なんて言う問い合わせもあるそうで、そんな時にはいつも「オウ!!一緒に作ってくれ〜。」というと、「じゃ、どうすればいい??」と聞かれるので、「島根に引っ越してきてね!」と笑顔で答えるそうです。 ちょっとイジワルな答えですが、そのくらい大切な宝物のような万華鏡なのです。
全国のお母さんに喜んでもらえるアジサイ「万華鏡」をお届けしたい
4月は生産者さんが最も気を使う期間になります。 本来6月に咲くアジサイの開花時期を調整して母の日にお届けしています。開花調整には、ハウス内の温度管理が大切。 「もちろん、これまで培ってきた技術である程度の開花を合わせることができるけど、できる限り植物に負担をかけずに育てて、全国のお母さんに喜んでもらえるアジサイ「万華鏡」をお届けしたい。」とおっしゃっていました。
アジサイ「万華鏡」の成長の様子
アジサイはどんなお花?
母の日はカーネーションをお母さんに贈ることが定番ですが、最近ではカーネーションではなく、アジサイを贈ることも人気が高まっています。
アジサイとはどんなお花なのか、ここで一度皆さんにご紹介したいと思います。
アジサイと聞いて思い浮かべたとき、ブルーとピンク、2色のアジサイをイメージされた方が多いでしょう。
実は2つの色は品種の違いではなく、土に含まれる成分によってお花の色が変わるのです。
土に含まれている成分が酸性か、アルカリ性かという違いです。
酸性であればブルーのアジサイに、アルカリ性であればピンクのアジサイになります。
品種によってはホワイトのアジサイがありますが、これはアントシアニンという色素を持っていない為、ブルーにもピンクにもならないのです。
アジサイの花言葉「移り気」「無常」
アジサイの花言葉というと「移り気」や「無常」といった冷たい言葉で、さらに梅雨の季節なので暗いイメージを持っている方がいらっしゃるかもしれません。 しかし、暗い花言葉はアジサイのお花の色が環境によって変化することから付けられただけだと言われています。 実際、アジサイには色別に花言葉がつけられており、どれも大切なお母さんのような温かな花言葉を表現することができますよ。
ブルーアジサイの花言葉「辛抱強い愛情」
クールな雰囲気のブルーは「辛抱強い愛情」という花言葉を持っています。 お母さんが私たちを育ててくれた生活は決して楽なものではありません。 愛されているからこそ、時には厳しく、時には優しく接する、まさに「辛抱強い愛情」があるからだと言えるでしょう。 「どんな時でも、愛情を持って育ててくれてありがとう」 という感謝の気持ちを伝えるのに適しています。
ピンクアジサイの花言葉「元気な女性」
アジサイの可愛らしさを際立たせるピンクは「元気な女性」という花言葉を持っており、いつも元気なお母さん、そしてこれからも元気であり続けて欲しいという願いを表現することができます。
ホワイトアジサイの花言葉「寛容」
ホワイトのアジサイは「寛容」という花言葉が込められています。 「どんな時でも自分の傍に居てくれる、寄り添ってくれる」 そんなお母さんの優しさに重ね合わせて、感謝の気持ちを贈ることができますよ。
通常、アジサイの見頃は梅雨の季節ですが、今回ご紹介している万華鏡は5月の初旬に美しく咲いた状態で入手することができるので、母の日のプレゼンにぴったりです。 お母さんに伝えたい気持ちに合わせて、あるいはお母さんの好きな色に合わせてアジサイの色を選んでみてはいかがでしょうか?
鉢に植えられた万華鏡は土に根を張り、大切に育てていればその美しさを次の年にも万華鏡のきらびやかな美しさを楽しむことができます。 一般的なアジサイと比べて万華鏡の性質は繊細ではありますが、その分育成やお手入れを楽しむことができます。
万華鏡を長持ちさせる環境
お母さんと一緒に暮らしている方はプレゼントした万華鏡を一緒に育てたりお母さんと離れて暮らしている方は、ぜひお母さんに育て方を教えてあげたりしましょう。
次の年もきらびやかな万華鏡を育てるには
来年も万華鏡を楽しむ為にお花が終わった後のケアをしてあげましょう。
@剪定
咲いているお花が終わる時、上手く管理ができている場合は緑色に変化していき、次第に枯れたような茶色になっていきます。 お花が茶色く、元気がなくなってきたらすぐに切り戻し行いましょう。 花が終わったらすぐに、株元から4枚の葉を残して切り戻しを行いましょう。
A適した置き場所
お花が咲いている時とは違い、今度はベランダや窓際等、少し日光が当たる朝や夕方に置くようにしましょう。
B水やり
水切れが無いように注意しましょう。
C肥料
次の年も美しく元気にお花をつけてもらう為に、液肥も先ほどと同じように月に2〜3回与えるようにすることも効果的です。
D鉢替え
鉢替え 鉢植えの場合は、9月中旬頃にひとまわり大きい鉢に植えましょう。
E植え替え
根腐りを防ぎ、生育を良くする為に9月の中旬頃にひとまわり大きな鉢に植え替えることが理想だとされています。
万華鏡やその他のアジサイを元気に育てる為に欠かせない土も大切
アジサイは土に含まれる成分によってお花につく色が異なります。 以下の土を上手く配合することで濁りのないカラーに仕上げることができますよ。
ピートモス
水苔や、シダ類等の植物が炭化し、乾燥して固まったものを原料としています。 ピートモスは基本的に他の土に混ぜて使用する為の土で、ピートモスが含まれた土は酸性になります。 アジサイは酸性の土を好む為、ピートモスを使用することで元気に育てることができます。
赤玉土
赤玉土は火山灰が含まれた赤土が原料です。 水持ちを良くし、肥料の効果を長持ちさせる効果があります。 また、ピートモスと同じく、土を酸性にさせる効果があるのでブルーのアジサイを育てる為に使用します。
パーライト
ガラス質の火山岩を高温で加熱し、急速に蒸発させたものがパーライトです。 黒曜石、真珠岩、2種類のパーライトがあり、黒曜石は排水性を高め、真珠岩は保水性を高めます。 アジサイを育てる時は真珠岩パーライトを使用して、保水性を高めると良いでしょう。
腐葉土
腐葉土は皆さん耳にしたことがある土ではないでしょうか? 樹木の葉っぱや枝が微生物や虫に分解され、土壌になったものを指します。 土の栄養分を増やし、水や空気の通りがよくなり、土の質を高めてくれます。
◆ブルーの土の分量◆
・ピートモス 40%
・赤玉土 30%
・パーライト 20%
・腐葉土 10%
ブルーの万華鏡の場合つぼみが500円玉大になった頃にあえて液肥が切れるようにすると美しいブルーのお花が咲きます。
◆ピンクの土の分量◆
・ピートモス 60%
・パーライト 20%
・腐葉土 20%
ブルーとは異なり、土を比較的アルカリ性寄りにする為、赤玉土は使用しません。
また、液肥を切らさず、最後まで与えるようにすると可愛らしいピンクのお花が咲きます。
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