クリスマスに贈りたいお花のギフト。どんなものがおすすめ?
国によってクリスマスの過ごし方は異なりますが、プレゼントを贈り合う習慣は多くの国で根付いています。国内でも、家族や恋人にプレゼントを用意するという人は少なくないでしょう。今回は、クリスマスに大切な人に贈りたい、お花のギフトについてご紹介します。
いまさら聞けない!クリスマスの基礎知識
毎年ご馳走やプレゼントを用意しているけれど、そもそも正しいクリスマスって何だろう?そんな疑問をお持ちの方もいるでしょう。今年のクリスマスを迎える前に、改めて復習しておきましょう。
クリスマスの由来とは?
12月25日に行われるクリスマスは、「キリストのミサ」を意味する、イエス・キリストの降誕祭です。
「イエス・キリストの誕生日」だと思われている人も少なくありませんが、正しくは「イエス・キリストの誕生をお祝いする日」です。
なぜ誕生日でもない12月25日にお祝いするようになったのかは、さまざまな説があります。
クリスマスが2〜5世紀頃に始まったものなので確かな記録がないようですが、なかでも有力なのは、「ほかのお祭りを起源としているから」という説です。
キリスト教誕生以前から、12月25日にはゲルマン民族の冬至祭があり、ミトラ教では太陽を崇拝する光のお祭りなど、複数のお祭りが行われていました。
異なる宗教との対立を防ぎ、キリスト教を広めるという目的のもと、当時のローマ皇帝はこれらのお祭りを吸収、混交する形でクリスマスを制定したといわれています。
現在のクリスマスは、ヨーロッパのさまざまな文化が混ざり合い、それぞれの国で独自の発展を遂げたイベントです。
フィンランドのサンタクロースやイギリスの聖ニコラウス、イタリアの魔女ベファーナと、クリスマスの登場人物も国によって異なりますが、共通しているのは「プレゼントを贈る」という習慣です。
クリスマスには心を込めたプレゼントを用意して、大切な人に贈りましょう。
クリスマスの過ごし方
国内では、明治頃にクリスマスの風習が入ってきて、昭和になって定着したといわれています。昭和2年から22年までは、12月25日が国民の祝日であったため、クリスマスというイベントが定着しやすかったと考えられているのです。
国外では、クリスマスには家族が集まって食卓を囲むというのが定番ですが、国内では少し意味合いが違います。小さな子供は家族と過ごして、成長すれば恋人同士で過ごすようになるというのが定番のようです。子供にはサンタクロースからプレゼントが届きますが、成長すれば恋人同士でプレゼントを贈り合うようになります。クリスマスパーティとして親しい友人同士で集まり、プレゼント交換をすることも珍しくありません。
令和の時代を迎えた現在、クリスマスは国内でも欠かすことのできない大切なイベントとなりました。クリスマスのプレゼントを贈り合う習慣にならって、普段感謝を伝えられない相手に、素敵なギフトを贈ってみてはいかがでしょうか。
クリスマスアレンジにおすすめのお花
クリスマスプレゼントとして贈るなら、クリスマスカラーの華やかなお花がおすすめです。ここでは、プレゼントに最適なお花の種類をいくつかご紹介します。
バラ
男性からも女性からも人気の高いお花である「バラ」は、クリスマスの花束やアレンジメントにも使われます。
真っ赤なバラは、それだけで場を華やかにしてくれます。また、クリスマスカラーにも合っているので、クリスマスの贈り物としても適しているのです。
アレンジメントなら、どんな相手に贈っても飾る場所に困るようなことはないでしょう。バラをメインにしたアレンジメントを食卓に飾れば、一層クリスマス気分が盛り上がります。
バラには、「あなたを愛しています」や「愛情」、「熱烈な恋」といった花言葉があります。恋人へ贈ったり夫婦間で贈り合ったりするのに、最適なお花だといえるでしょう。
ガーベラ
「ガーベラ」もまた、クリスマスによく似合うお花です。ガーベラは赤や黄色、オレンジといった暖色系の色合いが豊富なので、クリスマス用のアレンジメントにちょっとしたアクセントを加えたい時に役立ちます。
ポップでキュートな見た目のガーベラは、小さな子供がいる家庭や、仲の良い友人への贈り物におすすめです。バラとの相性も良いので、バラだけでは気取り過ぎかな?と思ったら、ガーベラを混ぜてみても良いでしょう。
ガーベラの花言葉は「感謝」や「神秘」、「前向き」です。聖なる夜に大切な人への感謝を込めて、ガーベラの入ったクリスマスアレンジを贈りましょう。
松かさ(松ぼっくり)
アレンジメントにクリスマスらしさを加えたいのなら、「松かさ」がおすすめです。
松かさは松の雌花が大きくなった球果で、どんなアレンジメントでも、松かさを加えるだけでクリスマス感が引き出せるでしょう。
クリスマス飾りに松かさが使用されるのは、イエス・キリストの母、マリアが由来しています。マリアが婚約者であるヨセフと一緒に窮地に陥った際に、もみの木に救われたおかげで、無事にイエス・キリストが誕生したという言い伝えが残っているのです。
もみの木への感謝を込めて、クリスマス飾りとしてもみの木の実が使われるようになっていきました。ただ、もみの木の実は収穫が難しいため、同じマツ科の松かさが代わりに使われるようになり、定着していったといわれます。
松には「不老長寿」や「永遠の若さ」、「向上心」といった花言葉があります。贈る相手の幸せを願う気持ちを込めるなら、松かさの入ったアレンジメントが最適だといえるでしょう。
クリスマスに贈りたいおすすめアレンジメント
クリスマスといえば欠かせないのが、ツリーやリースといったアイテムです。定番のアイテムにお花を添えて、プレゼントしましょう。
ツリー
クリスマス向けのお花のアレンジメントには、ツリーを模したデザインもあります。テーブルサイズなら場所を取らないので、クリスマス飾りの代わりにお花を飾り付けた、可愛らしいツリーアレンジメントを贈ってください。プリザーブドフラワーやドライフラワーが使われたアレンジメントなら、長く楽しむことができます。
リース
ツリー同様に、クリスマスに欠かせないのがリースです。途切れることのない輪は、「永遠」や「太陽」の象徴だと考えられてきました。リースには「魔除け」や「繁栄」、「永遠の愛」といった意味が込められています。
お花と組み合わせたものは一層華やかで、玄関先にも室内にも、場所を選ばずに長く飾っておけます。複数個あっても困るようなことはないので、贈るアレンジメントに困ったらぜひ選んでみましょう。
キャンドル
お花のアレンジメントとキャンドルの組み合わせは、優しい温かみでクリスマスムードを演出してくれます。ディナーの席に飾ったり、カウンターに飾ってお酒を楽しんだりと、家族や友人との団らんの時間を温かく照らしてくれるでしょう。
ツリーやリースは用意しても、テーブルの上まで気が回らないという人は少なくありません。さりげなくキャンドルアレンジメントを贈って、食卓に華やかさをプレゼントしましょう。
クリスマスは家族や恋人にお花のギフトを贈りましょう
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